12月のチラシ2種

この季節は1年で一番好きだ。
しかし、今日は、親しかった2人の命日(偶然です。)

今年もあと2ヶ月、それでも、12月の案内ができることはラッキーなことだろう。

12月5日(日)
16:30開場 17:00開演 
齋藤徹(cb)・喜多直毅(vl) デュオ
サウンド・カフェ ズミ 
sound cafe dzumi

3000円(ワンドリンク付き)要予約
予約先:travessia1027アットgmail.com アットを@に替えてください

〒180-0005 武蔵野市御殿山1-2-3 キヨノビル7F
(1Fがスリアというヨガグッズ店。井の頭公園が一望できるカフェです。)
0422-72-7822 ハハJR吉祥寺駅南口より徒歩5分 「吉祥寺駅前」信号を南へ(吉祥寺通り)下り、右側

「即興」の対義語は「作曲作品」ではなく、「当たり前」とか「常識」さらにいえば「自分自身」であると思っています。そうすると、何も決めて無くても「即興」でないこと、作品をやっていても「即興」であることは充分あり得ます。時の流れを止めてしまうような「発見」があるかどうかがカギです。そして、そういうことを感じさせてくれる演奏家は意外と少ない。クラシック、タンゴ、ロマ、アラブ、即興を弾き、ダンスや演劇のような奏法をする喜多直毅さんは、そういう演奏家の1人です。12月の夕暮れ時、井の頭公園を一望できるこの空間で、彼と「即興」をしたいと思います。(齋藤徹)

問い合わせ電話:0422-72-7822 カフェ・ズミ
営業時間:15:30~22:00です。
定休日:月曜、火曜

12月19日(日)齋藤徹と工藤丈輝の20年連続公演ーその4
18:30開場、19:00開演
予約:2500円 当日:2800円 
キッド・アイラック・アート・ホール
http://www.kidailack.co.jp
〒156-0043 東京都世田谷区松原2-43-11
TEL. 03-3322-5564 / FAX. 03-3322-5676

4年前に始まったこのシリーズ、これで五分の一終わることになる。毎年末にやることで、1年間何をやってきたか、今,自分はどこにいるのか、どう変わってきたのか、相手を鏡にして見ることができるかと思い、20年という漠然とした長期を設定した。あっという間に20%過ぎた。この調子だと本当に20年行けるかもしれない。

シリーズ化するということは、思わぬ影響を生むもの。昨年夏は、北海道・東北ツアーが組まれ、(山羊と戯れ、川に遊び、行き止まりのトンネルで迷い、障害者に学び、直後に亡くなった「あべひげ」さんの最後の雄姿に接した。)今夏は、シドニービエンナーレに参加、酷暑の東京から冬の南半球へ逃げることができた。

そして今回、音響の大好きなキッドアイラックアートホールでの開催となった。音響が良いということは、たんに物理的なことではない。この場を維持・運営・参加している多くの人の願いの結晶だろう。普段あまり聴き取れない楽器の持つ微妙な音だけでなく、ダンサーの身体が出す音も聴取できる。

私は今年からこのホールで「羊の歌」というシリーズを開始した。ヒツジ年生まれが、ヒツジの腸の弦で歌を歌えれば、という企画。そして工藤丈輝もヒツジ年生まれだ。2匹のヒツジのちぐはぐなハーモニーが年末の東京に耳障りに響くことを願っている。       (齋藤徹)

およそ一時間の即興公演です。
終演後、当ビル地下のカフェ「塊多」で打ち上げをしましょう。

今のところチラシのできていないライブでは
12月12日(日)アケタの店 瀬尾高志(CB.)
12月18日(土)planB 今井和雄(G) とのデュオ
12月22日(水)徹の部屋ポレポレ坐 浸水の森トリオ 喜多直毅(VL) 佐藤芳明(ACC) with 小林裕児(絵画) 

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