24_バッハとジャンさん

花の季節で陽気になっただけか、星の巡りが変わったのか、守護霊が代わった?のか、ちょっと「軽い」感じになっています。

エアジンでのライブハウスのバッハ、終了しました。こういう演目だと、普段のことがいろいろと有無を言わさずに問われてしまいます。が、「軽く」過ごすことが出来たので、我ながらちょいと驚いているわけです。客席はミュージシャン率が異常に高く、いろいろな思惑が有ったのだろうと思いますが、ほとんど気にならず、予定の曲をしゅくしゅくと演奏しました。

バッハ無伴奏チェロ組曲(一番・二番)は、転調して低音を響かせ(エディション・ピーターズ版を基本に多少自分の工夫、即興的な変化を付けました)、リピートの所は弓とピッチカートで交代に。今使用している極太のガット弦は、優しくピッチカートをすると、とても良いのです。

その他、ジョン・ルイスの「ジャンゴ」、ピアソラからは「ブエノスアイレスの秋」「鮫」「忘却」「フルートエチュード3番」「コントラバヘアンド」ショーロから「タラの骨」「ケブラディーナ」、バッハはその他には「フルートパルティータから」「G線上のアリア」、自作から「街」をショーロ風に、演奏。

肘痛もジンマシンもまだ取れませんが、ぜんぜ〜ん平気、と言い聞かせています。

ジャンを迎えにポレポレへ車を走らせていると、マイキーから連絡があり、ジャンさんはちょっと疲れていて、家で休みたいというので、鍵を渡したと言うこと。

バッハを弾いて家に帰るとジャンさんが一人で待っている、というシュールな状況なのでした。最後にジャンさんと会っていたのが、コロンビアのボゴタのダンスフェスプロデューサーのアパートだったので、シュール度は増すわけです。

高い鼻を真っ赤にしてジャンさんが我が家で出迎えてくれました。ソウルは雪だったそうです。ソウルではこれから何年かかけてピナ・バウシュの代表的な演目を全部やるそうです。盛り上がっていますね。そんなこんなで、ピナバウシュ舞踊団の仕事は今までよりかえって増えてるということです。ヴム・ベンダース監督の最新作はピナに捧げたもので、「カフェ・ミュラー」を3Dカメラで撮ったそうです。これもたのしみですね。

ジャンさんとは、昨日まで一緒だったように、ごく普通に話しながら、田中泯さんにいただいた泯さん印の日本酒を開けました。久々のアルコールは染みました。

翌日、ポレポレ坐徹の部屋「ミモザの舟に乗って」の顔合わせ。二人の女優さんとも会って、和気あいあいと、成功を願いました。千恵さんも大阪から駆けつけてくれるという朗報もあり!!百人力いや千人力、万人力ですね。

まだ、両日とも予約が少ないそうなので、ご興味のある方は是非。きっとおもしろいです、いや、絶対おもしろいはずです、いや、おもしろいに決まっています。これを逃すと一生の悔やみです。

私宛の予約も受け付けています。どうぞよろしくお願いいたします。

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