北海道ツアー報告も全然終わっていませんし、その後の静岡もすばらしい経験でした。それもいずれ埋め合わせしましょう。今は、ボゴタの朝を迎えています。一番速い飛行機でも成田〜ヒューストン12時間、入国審査・待ちで3時間、ヒューストン〜ボゴタ5時間でした。家を出てから24時間強で着いたわけです。ジャンはこちらの手違いでパリ経由なので30時間かかるそうで、今日の夕方こちらに着くことになっています。
飛行機はどれも満員、しかも大きな人が多いので、結構きついですね。(人のことは言えません)エコノミー症候群というのがわかる気がしました。こちらも遠慮なく振る舞うしかないわけで。
ジャンさんは、こちらでは大スターでした。というか、日本であまりにも過小評価されているのでしょうか。おかげさまで私の待遇も良いです。ラッキー。建築家とダンサーカップルの家に投宿することになっていました。
ちょっとワインを戴いただけで寝ました。私はだいたい1日目は好調なもので、2日目から時差ぼけが出る傾向があります。昨年のメキシコを思い出しながら不安でいると、この家の主が、ガーデニングを手伝ってくれとのこと。細かい雑草を小一時間抜きました。家主のすきなヴィニシウス、トッキーニョのCDをかけながら図らずもガーデニング。後で聞くと、ここボゴタは海抜2600メートルということで、土に触れ太陽にあたるのが初心者には一番良いという判断の下だったそうで・・・真にありがたいです。
実際、赤道の直ぐそばなのに寒いくらいです。調子の悪い方の耳がどうなるのか、ちょっと不安ですが、会っている人々もすばらしいし、自然もすばらしいので、なにか北海道の延長のようです。
コンテンポラリーダンスフェスももう始まって三週間、大団円を迎えつつある状況です。ジャンと私で四日間つづけて国立劇場で公演します。ジャンはその他に、ピナバウシュ追悼の特別イヴェントでも話をすると言うこと。私とジャンでワークショップも3回あるといいます。
Just Acceptの精神で、聴いて、待って、信じてやってきます。
今も家主はヴィニシウスを歌っています。南米全体で共有している音楽なのですね。いいな〜この感じ。