新生児に会いに行く。昨年末の工藤丈輝との会で、「懐妊」報告を受けたWakoさんが無事出産。赤ん坊は「幸せの種」と書いたことがあるが、まさにそんな印象。「次は」とWakoさんに名指しされ、どぎまぎのマイキー。昨年のジャンさんあたりから私の周りはちょっとしたベビーブームだ。
そんな中、嬉しい知らせが入る。やっぱり幸せの種だったのか。9月16日に「オンバク・ヒタム」公演が出来ることになった。5月29日ポレポレ坐でのコントラバストリオ、7月17日のポレポレ坐での箏カルテット、それらを合体し、田中泯さんを加えた総合版が座・高円寺で出来ることになりました。
重要なライフ・ワークの1つと思っているので、人生まとめに入っちまったかと、ふと思ったり、いやいや、「オペラ」仕立てにまで持って行く途中経過なりと思ったり。
コントラバストリオのメンバーが二回り下のベース羊、20年連続公演の約束の工藤丈輝が一回り下の舞踏羊。ひるがえれば、身体のあちこちは老人力をみなぎらせはじめている。「残りの時間」で何が出来るか、を冷静に思い巡らせなければいかん時期に来ているのは事実。
「もう、とうに元取っちゃったから、あとは利息で生きているだけ」人生50年といわれていた昔、何回も死線を越えた志ん生師匠がよく使ったくすぐり。
これくらいの気持ちで、でも、やるだけのことはやっていくぜ、というスタンス。
ともかくも5/29がホップ、7/17がステップ、9/16がジャンプです。
5月の予約が芳しくないと言う報告。なにとぞ、お誘い合わせの上、ご予約・ご来場お願い申し上げます。