ジャッキーとの最終リハーサル

二人ともよく知る「いずるば」で最終リハーサル。

前回リハーサルで別れ際に「今回のダンスのことを詩にして書いてみたら?それを当日お客様にお配りすればいい」と言ったら、書いてきた。すぐにメールでもらい、今日は改訂版になっていた。前の訳でやっとこさ仕上げたのに、半分以上変わっていた!

彼女はロンドン生活も長く、普段もクイーンズイングリッシュ。アイ キャン〜でなく、アイ カーン〜なので時々、聞き取り損なう。韻を随所に踏んだものなので訳がとりわけむずかしい。私の英語はアメリカなまりのサバイバルイングリッシュなので詩を訳したことなどない。ギャー!(本番終了後に、ここで掲載予定。)

こうやって詩をパッと書くのもザイと似ているな?。

私は詩を書くことはない。これは恥ずかしいこと。かつての日本人はサラサラと漢詩を書いたり、俳句・和歌を詠んだりしていた。こうやって毎日日本語を使っているのに。

松山の人たちは正岡子規の影響で日常的に書いていると聞いた。やはり習慣なのだろうか。

金大中・金正日の南北朝鮮会談の時に金大中大統領は詩人の高銀さんを特別随行員として同行。歴史的会談の朝「大同江のほとりで」という詩を創作。その日に行われた晩餐会で朗読したという。http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/sinboj2000/sinboj2000-6/sinbj000628/sinboj00062851.htm

読み間違いや酔っぱらい会見が話題になる日本の政治家が、詩人を帯同して国際会議に臨むことは想像もできない。白川静さんが提唱していたアジアにまたがる漢字文化圏の復活ともからめて今一度考えたいことです。

とまれ、いよいよ明日から「徹の部屋」始まります。

激減する仕事の中で、これを柱に一年踏ん張ろうと思っております。

どうぞよろしく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です