going home

金曜日に迫った「徹の部屋」のリハーサルを定休日のポレポレ坐で行った。14日から封切りされる「バオバブの記憶」の準備で本橋成一監督はじめ忙しそうにしていた。試写を観たが本橋さんならではの視点がとても興味深いし、多くのバオバブの姿と土地の映像が満載です。おすすめ。

http://baobab.polepoletimes.jp/#/ 写真集は同題で3/16平凡社より発売。

ジャッキーのテンションが驚くほど高い。踊りたくて仕方のないという感じ。今回は新しいことをどんどんやりたいと言うことで、私の知らないジャッキーがたくさん現れた。いつも遠くを見ているような眼差しがランランとしてきている。

彼女の母方にマレーの血が混じっているということがあるのかどうか定かでないが、マレーシャーマンの悪友ザイ・クーニンを思い出す場面が多い。ジャッキーもリチュアル(儀式)の要素が強い。ザイはよく野菜や鶏を使っていたが、ジャッキーは鳥の羽、パン。自らの中の「動物」に身を任せて踊るシーン、吼えるシーンなどは本当にザイと似ている。いつか橋渡しをしなければならない、と思う。

音楽は「呼ぶ」行為、ダンスは「探す」行為という野口三千三さんの説を言うと、彼女のどこかにスッと落ちたようで、とても嬉しそうだった。テーマは going home。自然にそうなった。何が「home」かということを含めてgoing homeということになる。賢者の役を与えられた私は何かを「探し」ている彼女を「呼ぶ」。内へ外へと呼ぶ。

あなたは誰ですか?私は誰ですか?ここは何処ですか?今はいつですか?これは何ですか?あなたのhomeはどこですか?そこにたどり着けるのですか?私も一緒に行っていいですか?

3月6日 東中野スペース&カフェ ポレポレ坐 http://za.polepoletimes.jp/

18:00開場 19:30開演 2000円+one order

問い合わせ:電話 03-3227-1405 メール event@polepoletimes.jp

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