明日エアジンで上映予定の「the tale of two lions」の字幕の手伝いをする。時差ぼけの中きつい作業かと思ったが、バール・フィリップスのインタビューは示唆に富み面白い、というか時々感動してしまう。なにしろ、私との楽器交換の話なのだ。
真妃が昨年ヨーロッパへ取材に行き、オークションで競り落とした楽器店、バール・フィリップスさん、などの映像を撮って来たことは知っていたが、中身を見たことはなかった。
知り合ってほぼ20年、ということは最初にあったころの彼の歳に今私がいる。私のヨーロッパでの活動もすべて導いてくれ、なんと言っても楽器を交換したことが最大の事件だった。そのいきさつを南仏サン・フィロメンの1000年前の教会(彼の住まいだ)でインタビューに答えている。娘にしても満10歳の誕生月をここで過ごしたことがある。二度目の訪問でこのインタビューを撮っている。
グラシアス・ア・ラ・ビーダという感じ。