旭川のモケラモケラのテツ組の勇姿。まさに厳冬に立ち向かう北の音楽家の面構え。
「女達の一弦(ただし少し男もいます)」を北海道新聞社が取り上げた記事です。ワークショップをやることになり、一弦楽器を作ってみて、と言った結果がこうなりました。試行錯誤のなかでさぞや多くの発見があったことでしょう。思い出して、ブルンジなどのアフリカの楽器の音資料などを送りました。結構似ているのですね、これが。
振ると音の出るものをくっつけては?とかサジェスチョンしましたが、もはや、習うのは明らかに私の方です。これこそワークショップの本来の姿?かもしれません。
彼らの手仕事はドンドン進み、砂澤ビッキさんの‘樹華’または‘雪華’を自分たちで作ってみようとなったそうです。山へ入り、ヤナギをとって、皮をむき・・・・・。スゴイです。
こういう状況って、ビッキさんも賢治さんも大いに喜んだことでしょう。昨年のツアーで音威子府のビッキさんアトリエで演奏しました。息子のOKIさんは近くに住んでいるそうです。漢達の低弦のリーダー瀬尾高志と今年のシンガポール・WOMADに参加してきたばかりとか。私も、港大尋さんのアサヒビール音楽講座でご一緒したことがあります。そしてその時、高田和子さんもご一緒でした。そう、このツアーは高田さんの復帰ツアーになったかもしれないものでした。いろいろなものが自然に繋がっていきます。
トーキョーでよじれた身体を北の大地で戻してきます。