DVD+CDセット「Spring Road」完成間近!
二人の腕っこきの技術者のおかげさまで、ジャケットデザインおよびCDマスタリング無事終了。二人ともマックOS9を使っていたのが印象的でした。何も最新のものを使う必要はないことを実感。それにしてもコンピューターでいろいろなことができるのにはオドロキです。
ジャケットアートには大成瓢吉さんの「二つのリズム」を使わせていただきました。ご本人にも見せたかったな~。
CDの内容は
1、小鼓の久田舜一郎さんとのトリオ(芦屋の能舞台での録音、この日は番外編として急遽組まれたライブでした。)
2、コンピューターのカール・ストーンさんとのトリオ(L’Institut franco-japonais de Tokyo 日仏学院ホールでのライブ、これも番外編でした。)
3、ベース6台とミッシェル(in Fでのライブ 井野信義・南谷洋策・ジョンディーリー・池上秀夫・河崎純のベース)
4、ワークショップの模様(博多のギャラリー森田、実は、ツアーチラシにミスプリントがあり全部刷り直しました。不良品を捨てるには忍びないのでツアーに持って行き、ここでワークショップ参加者に山ほど渡し、破いたり吹いたりくしゃくしゃに丸めたりして音を楽しみました。また、ヨーロッパでの春の旅01のCDに収録されたワークショップの模様に対する日本編という意味合いもありました。)
5、ピアノの千野秀一さんとのトリオ(横濱エアジンでのライブの模様です)
6、17絃の沢井一恵さん、ギターの今井和雄さんとのカルテット(スタジオEsでの録音。ツアー最終日。しかもこの二ヶ月後にはこのカルテットにル・カン・ニンの入ったクインテット(影の時)でカナダ・フランスツアーをしました。)
7、デュオ(広島公演より。東京での公演中にアメリカがアフガニスタン攻撃を始めました。そしてこの日は原爆資料館を訪れ、その足で会場入りをしました。何とも言えない暗い気持ちと共に後を押されるような切迫した気持ちになっていました。)
オマケのつもりで制作を始めましたが、なかなか聴き応えのある(ありすぎる?)ものになりました。
5/15の初日販売開始を目指して内職がつづきます。