初めての自主レーベル「TRAVESSIA」から第一弾「orbit 1」ができました。
こんな文を載せました。
「TRAVESSIA」発足にあたって
「橋」という意味のポルトガル語でミルトン・ナシメントの歌からの借用です。「明日への橋、過去からの橋」というフレーズが好きでした。
何かと何かを繋げることこそが私の仕事だと気がついてから、いつかは使ってみたい言葉でした。
第一作はplan-Bで演奏したライブ。今井和雄さんと一年以上続けているデュオプロジェクト「100歳の軌道」にゲストでミッシェル・ドネダが加わったもの。
完全な即興演奏です。(この日はミッシェルの初孫 サロメさんの生まれた日でもありました。)
インプロをやっていて感じることは、自分の音ではあっても、自分のものではない。その音がどこにいるのかは、自分では決められないということです。自分たちはただ音の通り道(橋)となり、その様子に立ち会うといった感じ。
これからも、いろいろな橋が架かるような作品を出し続けていきたいと思います。