とても天気の良い日だ。雪山がくっきり。日差しが暖かいのは本当にありがたい。
耳のことも関係しているだろうが、右半身の調子が狂っている気がする。右を中心に太陽を浴びていると何となく気持ちが良い。
東京でも無いようなゆったりした半日を過ごして、今日はソロリサイタル。マンドリンのドミトリス・マリノスと二人でジョイントソロ。UAA アラスカ大学アンカレッジ校リサイタルホール。 一曲ずつ交代に演奏。彼の演奏曲は、全く情緒を排したゲンダイ音楽、強烈なフォルテシモの音響のCD-Rを使う曲も二曲ある。全部暗譜している。それらの間にやるとしたらどうすればいいかを考えた。コントラバスの中にある(自然素材のなかにある)音を引き出して行く方向が見えたのでそれに従ったソロをした。必ずしも多いとはいえない聴衆は、熱心な人ばかりであることがわかり、順調に二人のソロが終わり、最後にご愛敬でインプロデュオをした。マンドリンのモダニズムにアナログで絡んでいく。
日本領事館が打ち上げパーティを主催したくれた。アルバニア人のご主人の経営するイタリアンビストロ。アメリカ人・日本人・韓国人・ドイツ人・ギリシャ人がごたごたにならぶ。
11:30ころ終了。しかし空は明るい!満月が地平線ぎりぎりに浮かび、反対側には太陽が見えそうで見えないくらい。ずいぶん自然観がちがってくるだろう。